東京って、住みにくくないですか?
都会の生活に「ストレス」を感じるのは私だけでしょうか?
せっかくの連休なのに、どこへ出掛けても凄い人混み。
そして行列、渋滞・・。
休みなのに疲れちゃいますw
私は首都圏に生まれ、20代後半まで都心の郊外で暮らしていました。
東京・都会での日々は、ただ社会の歯車として動いているだけのように感じ、味気のないものでした。
そんな生活に耐えられなくなり、私は地方へ移住しました。
『東京で何か良い事あったかなー?』と考えても、嫌な思い出しか浮かびませんw
『東京は住みにくい。都会の生活はストレスが半端じゃない』と、私の感じた東京の住みにくい理由を紹介します。
そして、もう一方で東京に多くの人が集まる理由、つまり「住みやすい理由」と、田舎の住み心地を比較してまとめます。
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この記事の目次
東京が住みにくいと思う理由
東京での生活って、ストレス溜まる要素が多すぎませんか?
東京都心・都会のオフィス街は「仕事」には便利です。
「法人(会社)」がビジネスをする上で東京にオフィスを構えるメリットは確かに大きいと思います。
しかし、あまりにもビジネスに特化しすぎて、決して「ひと」の住みやすい環境ではないと私は思います。
私が東京が住みにくいと感じる理由を6つ挙げます。
人が多すぎる
- 異常な渋滞
- どこにいっても人混み
- 理解できないレベルの行列
- 身動きの取れない満員電車
これらに、イライラしない人は、いないのではないでしょうか?
中には、行列の待ち時間が「全く苦にならない」人も、居るのかな?
(もし居たら、友達にはなれそうにありませんw)
私が最も東京が「住みにくい」と感じるのは人の多さです。
特に仕事が忙しい中、たまの休日はとっても貴重な24時間です。
それを、たかがラーメン一杯食うのに行列に並び、待つだけの時間に30分も消費したくないですw
かと言って、どこに行っても人が多すぎるので、人が少ないところと言ったらもはや「自宅」しかないですけどね。
ネットでの買い物が便利になった現代では、都会に住むメリットは薄れていると思います。
外に出掛けるのが嫌になるほどの人の多さ。ストレスでしかありません。
私は都会に適合できませんでした。
特にコロナ渦で、人が多い場所にいるとますますストレスになるし、気分も下がりますよね。
東京の渋滞は酷すぎる
私が人生で一番無駄な時間だと思うのが「渋滞」です。
満員電車や行列は、スマホで時間を潰せるし、本を読んだり勉強するなど、時間を有効活用できます。
しかし、運転中はそうはいきません。
特に大型連休の渋滞の酷さは、ストレスの度合いで言えば「働いた方がマシ」と思います。
せっかくの休みなのに、渋滞でイライラしていませんか?
休みが息抜きにならないって、もはや住みにくいとかいう次元ではないですよねw
ちなみに
福岡では1kmの渋滞ですというとてもほっこりする交通情報が流れます。東京だと渋滞の定義は5km以上って感じですけどね・・。
物価が高い
東京・都会は賃金(給料)が全国平均より高いのですが、それ以上に「食・住」の生活費が高すぎです。
これは、間違いなく住みにくい理由の一つに挙げられます。
地方に移住する前までは、あまりピンと来なかったのですが、離れてみると東京の異常な物価の高さが分かります。
たとえば、私の住んでいる福岡と比べると、東京の家賃は2倍くらい高いし、食材や外食費は1.3倍くらい高いです。
それなのに、最低賃金は1.22倍しか変わらないんですよ?
世帯年収は東京の方が1.36倍高いですが、それ以上に物価も高騰しています。
電気代や服、ネットショッピングなどの物価は変わらないので、物価の違いは主に家賃と生鮮食品ですかね。
東京都心だと、スーパーに車で買い物へ行こうとしても、パーキングが法外な値段しますからね。
買い物難民になりそうです(^^;
詳細はこちら
『地方移住』のメリットは?理想のライフスタイルが実現できた?!
電車の人身事故・首都高の事故渋滞が萎える
東京は電車の人身事故・首都高の事故渋滞が多いんですよね。
しかも、『遅刻ができない!』
そんな時に限って、人身事故や高速の事故渋滞が起きませんか?
- 友人の結婚式の時に人身事故
- 大事な用事の時に首都高で事故渋滞。掲示板が真っ赤っか
もう、マーフィーの法則そのまんまで
『大事な1日』ほど、人身事故と事故渋滞が起きる確率が高くなります(^^;
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ますます東京が嫌になった友人のエピソード
僕の友人に、プロ野球「楽天イーグルス」を球団創設以来のファンが居ます。
球団が弱い頃から、何年間も東京から仙台まで応援しに行ってました。そして、あの弱かった楽天イーグルスがついに優勝!
しかも場所は、所沢の西武球場。
平日ですが、残業を早めに切り上げれば優勝の瞬間・胴上げに間に合います。
そんな時に人身事故
観戦チケット持っているにも関わらず、結局人身事故のせいで球場へ行けず、電車の中で携帯のワンセグで「プロ野球楽天が初優勝の瞬間」を見ました。
それを聞いて僕は、
「よく正気を保っていられるな」と思いましたw
他の友人は、結婚式の日に電車を待っていたら、列の先頭で並んでいた隣の人が、電車に飛び込みをしたそうです。
せっかくのお祝いの日に、本当に最悪ですよね。
たまたま見てしまった友人は、結婚式で大好きな赤ワインが飲めず、慣れない白ワインを飲んでベロベロに酔っ払って、予定していた二次会の司会が出来なくなったそうです。
それを聞いて以来、私は先頭で電車を待つのが怖くなりましたw
30年以内に発生すると言われる直下地震
私が東京で耐えきれないほどのストレスを抱えて、生活していた要因として、東日本大震災の経験も大きかったです。
帰宅困難とか、コンビニから食べ物や飲み物が消えたり、放射能の問題、気が狂いそうなガソリンスタンドの渋滞。。
そして、『今後30年の間に首都直下型地震が高確率で起こる』とニュースで言われたら、怖くて家買えないっすw
旅行した際に、たまたま乗ったタクシーの運転手さんから
『福岡は地震が起こる確率が低い』と聞いて、以来「移住」を真剣に考えるようになりました。
東京が住みやすい理由
東京が住みにくいと感じる理由は、挙げればキリがないほどありますが、一方で地方から多くの人を上京させているのも事実です。
その理由は、地方より東京の方が住みやすいと感じる人が多いからですよね。
東京は仕事や出会いのチャンスが多い
東京が住みやすいと多くの人が感じる理由は、冒頭でも触れましたがやはり「仕事」のしやすさだと思います。
東京には優秀な人材や企業が集まっているので、その近くに住むことで、色々なチャンスに巡り、夢を掴むことが出来るかもしれません。
『バリバリ仕事して、のし上がりたい』
という上昇志向の人には、何だかんだ言って東京は住みやすいのかもしれません。
ただ一方で、私のような
『仕事したくないでござる』
という、ナマケモノの性格の人には、東京は住みにくいと感じることの方が多いと思います。
地方が住みやすい理由
私はどうしても人の東京の多さなどが住みにくいしストレスに感じるので、縁もゆかりもない地方へ移住しました。
地方は人の多さがちょうど良い
地方の住みやすさは、まず人の多さがちょうど良いです。
人混みが苦手な私も、さすがに無人島で暮らしたいとは思いません。ある程度人口がいないと、現代の快適な生活環境を維持できないからです。
東京は、日本の首都なので当たり前ですが日本で唯一無二の大都会です。
しかし、「地方」は様々な選択肢が生まれます。
自分にとって「最適な人口密度」の地方を選んで移住することで、まさに自分に合った快適な生活を実現できます。
地方は「何もない」がある?!
よく、「田舎は何もない」と言われますが、
田舎には、「東京に無い物が有る」のです。
渋滞や満員電車、行列がない生活が「ある」のです。
綺麗な海岸、オレンジ色の夕日、鮮やかな緑の山。
東京では見られない綺麗な風景が田舎には「ある」のです。
しかも、生活を維持できる人口密度は十分に保てているので、買い物に不便に感じるほど田舎なわけでもありません。
福岡の交通情報で「1kmの渋滞です」とラジオから流れる度ほっこりします。
最初聞いた時は、衝撃的でした。
『それって渋滞なの?!』と耳を疑ったほど。
よく、日本は狭い島国と言われますが、それは東京や大阪の都会を基準にしているからだと私は思います。
地方(田舎)はくそ広いです。
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日本は広い。狭く感じるのは都会だけ
福岡に限らず、九州では熊本や鹿児島、大分の駅周辺は買い物やグルメが揃っておりとても便利です。
しかし、その便利な駅周辺から車で少しドライブすれば
熊本県・阿蘇の大自然や、地平線が見えると噂の佐賀空港、高千穂や耶馬溪の秘境とも言える自然。
見渡す限りの大自然、九州の雄大さに、心が洗われます。
地方は、程よく都会で程よく田舎。
駅周辺は一通り揃って便利ですし、家賃も安いので住みやすい。
ちょっと足を伸ばせば自然を満喫できる。ハイブリッドな生活を味わえます。
地方が人が少ないのではなく、首都圏の人口密度が異常なだけ
日本三大都市は東京、大阪、名古屋とよく言われますが、首都圏の人口密度は他の地域から比べると「異常」です。
東京都と神奈川県は、大阪府よりも人口が多いですし、埼玉県と千葉県は、愛知県の人口に匹敵します。
換算すると、
「東京+神奈川+埼玉+千葉」
≒「大阪+大阪+愛知+愛知+400万人」
ですから、首都圏は日本の3大都市が4つも密集しているようなもんですw
個人的には、地方は高い建物がないので空が広く、開放的な街並みで、空気が美味しく感じます。
逆に、東京は「空気」がまずく感じます。
ちなみに福岡の電車通勤は快適そのもの。
「つり革」はまずゲットできるし、乗車率200%の超満員御礼状態にはなりません。
それでいて本数も多く、通勤の時間帯は5分に一本くらい来ます。
家賃も安いので、「職場から徒歩圏内」に住む選択肢も十分にあります。
要は『都会に住み慣れて日本が狭いと感じたら、まずは九州の自然を全部回ってみろ!めっちゃ広いから!』って事です(笑)
地方が住みにくい理由
色々挙げましたが、そんな魅力ある「地方の生活」を投げ捨てて毎年沢山の方が上京するのも事実。
なぜ、地方から東京へ行くのか?
住みにくい理由もご紹介します。
地方はやっぱり仕事が限られる?!
地方には東京ほど仕事がたくさんあるわけではありません。
東京で生活すれば才能を発揮できただろうに、地方にいるが為に自分の才能に目覚める事なく他の仕事をしている方もいらっしゃいます。
但し、僕のイメージでは東京でも自分のやりたい仕事をやっている人ってごく一部ですけどね。
僕の周りにいたサラリーマンは、お互い仕事の愚痴を言って慰め合っていましたw
人(近所)付き合いのスキルが求められる
地方は良くも悪くも人との距離が近いんですよね。
田舎に行けば行くほど、近所づきあいのスキルが求められます。
私は人付き合いが苦手なので、人が少ない田舎の方が人ととのコミュニケーションを取る機会は少ないと思っていました。
しかし、実際に住んでみると、人が少ないからこそ、近所づきあいなどのコミュニケーションから逃れることができませんww
けど、裏を返せば、人が少ないからこそ、相対的に「ひと」一人が大事に思われているんですけどね。
以上、東京が住みにくい。それなのに地方から人が集まる理由とは?でした。
私は福岡に生まれ18歳までと24~34歳の間福岡の春日市に住んでました。しかしわけあってまた東京に引っ越すことになりました。どこでも住めば都と思って行ってきます笑
東京で住むのにおすすめの地域を教えてください。
東京は路線が非常に多いので、通勤に乗り換えなしで行けるところが良いと思います^^
ただし、首都圏で通勤に便利で住みやすいエリアは人気なので、人が多いし家賃も高いですけどね(^^;
仮に、東京や新橋が勤務地とすると、東京都ではありませんが、「川崎」がアクセス便利だし家賃も都内に比べると安いのでおすすめかなあとは思います。川崎の隣駅の蒲田(こちらはギリギリ都内です)とかも個人的には良い印象です^^
ただ、新宿・渋谷あたりが勤務地なら全然もっと違う路線で探した方が良いと思います。
(新宿方面は私は通勤の経験ないので、あまりよく分かりません。すみません。。)