福岡は「食べ物が美味しい」というイメージを持っている方も多いと思います。
とんこつラーメン、明太子、もつ鍋、水炊きetc・・
福岡発祥の名物(とんこつラーメン・明太子)も、今では全国的に知られていますよね^^
それだけでなく、福岡は海鮮類やお肉も首都圏と比べると、とっても安くて美味しい。
しかし、一方で食文化のクセが凄い(笑)
醤油がやたら甘かったり、ラーメンはやたら臭かったりw
博多駅周辺は、とんこつラーメンが密集しているので
街全体に漂う“とんこつ臭”は、どう考えたって普通じゃないですよね(^^;
東日本と西日本でも食文化の違いがありますが、
西日本の中でも、独自性の強い食文化を福岡は築いています。
今回は、そんな福岡の美味しいっ!食の魅力と、食文化についてご紹介します。
スポンサーリンク
目次
福岡の食文化は独自性(クセ)が強い
福岡は、全国屈指の「食べ物が美味しい都道府県」として認知されています。
しかし、その食文化は独自性(クセ)がすごいっ!
早速、独自性の強い福岡の食文化をご紹介します。
ラーメンが臭い
福岡博多「本場のとんこつラーメン」はクサい!
東京のとんこつラーメンとは、ニオイが明らかに違います。
福岡のラーメン屋に入ると、服にとんこつの臭いがこびり付きますw
福岡では「とんこつラーメンはクセがあるほど美味しい」
という文化があると、私は感じています。
普通のとんこつラーメンだと、とんこつ王国の福岡では個性がないですからね(^^)
その為、とんこつラーメンの「クセ」を消さないよう、ニオイも強く残っています。
また、替え玉システムと、麺の固さ(茹で加減)を注文時に聞かれるのも、
福岡独自のラーメン文化ですよね(^^)
醤油が甘い
九州・福岡の醤油は、やたら甘いですよね。
私は関東に住んでいた頃は、九州の甘い醤油は好きではなかったですが、
福岡に移住して、甘い醤油の美味しさに目覚めました。
福岡で獲れる魚(白身魚・青魚)に、甘い醤油が合うんですよね(^^)
逆に、関東で好まれているマグロの刺身には、
甘い醤油よりも塩分の効いた醤油の方が、マグロの旨味をより感じる事ができます。
九州の醤油が甘い理由について、詳しく知りたい方はこちらです。
九州・福岡の醤油はなぜ甘いのか?素朴な疑問を徹底究明!うどんにコシがない
(画像提供:福岡市)
福岡はうどん発祥の地と言われています。
そんな福岡のうどんは、麺にコシがなく「柔らかい」のが標準仕様。
コシを出すために苦労して麺を打っている、讃岐うどんの文化とは全く逆。
しかし、その腑抜けのような麺が優しい出汁をほどよく吸って、とても美味しい。
最近は福岡でも、コシのあるうどん屋も流行りつつあるので、注意(?!)が必要です。
スポンサーリンク
ネギが青い
福岡は青ネギを「ネギ」と呼び、白ネギは「白ネギ」と呼びます。
福岡のうどん屋さんはネギ(青ネギ)入れ放題の店が多いのですが、
関東の白ネギ文化に慣れていた私は、てっきり白ネギの使わない部分を、サービスとして提供しているのかと思ったら、そうではありませんでした。
福岡で「ネギ」と言えば青ネギが一般的で、白ネギはあまり使われません。
「福岡のネギは青かった・・」
ガガーリンが福岡に来たらきっとこう言った事でしょう。
漬け物に醤油をかける
これは、なかなか衝撃的な光景。
塩分オンザ塩分である。
福岡の老舗水炊き屋「水炊き 長野」で、漬け物に醤油をかけて提供されたので
僕)
『福岡ではなぜ漬け物に醤油をかけるのか?』
と聞いたところ、
店員さん)
『福岡ではこれが当たり前』
と、理由にならない答えが返って来ました・・。
むしろ、最初から醤油に漬けてはダメなのだろうか、思ってしまう。
福岡の人が定食屋に行くと、ほとんどの場合漬け物に醤油をかけると思うので、要チェックです(!)
ゆず胡椒のオンパレード
うどん、餃子、鍋、豆腐など・・
とにかく福岡の人達は「ゆず胡椒」を付けまくる。
この、福岡県民がゆず胡椒をかける感覚は、関東の七味唐辛子をかける感覚に近いです。
胡椒というネーミングに騙されがちだが、ゆず胡椒は唐辛子にゆずと塩を足した調味料。
言わば三味唐辛子なのである。
七味唐辛子はほぼ福岡では使われないが、それに代わる存在として、ゆず胡椒が親しまれているのだと思う。
焼き鳥の定番メニューが豚バラ
「焼き鳥」なのに、豚バラが定番なのである。
野菜だろうと、豚肉だろうと、
福岡では串に刺さっていれば「焼き鳥」と呼びます。
焼き鳥で豚なんて、あり得ない(嘲笑)
って思っていたら、関東で提供されている焼き鳥の「かしら」はなんと豚の頬肉だった!!(笑)
敵を知って己を知るとはこの事である。
福岡に移住してから、そう言えば「かしら」が無いな~って調べたら、まさかの豚で驚きましたw
スポンサーリンク
福岡は食べ物が美味しい!
福岡の独特の食文化をご紹介してきましたが、一番の特長は「食べ物が美味しすぎる」ことです。
『福岡の飲食店はハズレがない』
と、よく言われています。
その理由は、「安いのに、美味しい」事に尽きます。
福岡の食べ物のコスパは、異常なほどハイレベルです。
海産物が新鮮すぎる
(画像提供:福岡市)
福岡では、新鮮な生きた魚を簡単に手に入れる事が出来ます。
イカは透明で、サバは生(刺身)で食べます。
スーパーではいわゆる「死んだ魚の目」をした魚は売っていません。
今にも動き出しそうな魚ばかりて、刺身は新鮮そのもの。
見切り品で半額になった時のお得感が半端じゃないです。
フグやクエなどの高級魚も普通にスーパーで売ってます。
一般的に海鮮類が美味しい都道府県は、北陸や北海道を連想しがちですが
福岡の海鮮類も本当に美味しすぎますよ~(^^)
安いのに美味しすぎる
福岡の食文化で一番衝撃的なのは、これです。
東京にも美味しいお店はたくさんあります。
しかし、それらは総じて高いですよね?
人気の店は予約が取りにくく、予約不可の店は行列必至。
福岡ではそんな苦労せずとも美味しい料理をリーズナブルに堪能できます。
予約も取りやすく、行列はほぼない。しかも安い。
そんなお店が、美味くて感動する料理を出すことも少なくありません。
私は元々食にあまり興味なく、空気に栄養素が含まれていたら良いのにと思っていましたが、福岡に来て、食に目覚めました。
福岡の食文化は独自性が強いですが、本当に美味しいものばかりですよ♪
あなたも福岡に訪れて、ぜひグルメ旅を漫喫してみてはいかがですか?
コメントを残す