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山口絵理子「裸でも生きる」のレビュー。この情熱と行動はきっとあなたを感動させる

『あなたが人生で最も影響を受けた本のタイトルは何ですか?』

こんな質問をされた時、あなたはどう答えますか?

私なら迷わずこう答えます

山口絵理子の「裸でも生きる」
山口絵理子 裸でも生きるの感想

これを読んでいるあなたは、今の生活に悩みや葛藤を抱えているのではないでしょうか。
あなただけではない。きっと誰でも、大きな悩み、小さな問題を抱えているはずです。

私がこの本を手に取った時も、まさに人生最大の苦難の時期でした。

『自分は何のために生まれたのだろう』『やりたいことが見つからない』

そんな時に、「山口絵理子」という同じ時代に生きている20代の女性が、私とは比較にならないほど巨大な困難に立ち向かっている事実を知ります。

本の内容
ジャンルとしては、ノンフィクション・手記になります。
「たった一人の25才の女性が、自分の人生で経験したこと・学んだ事・考えた事」をまとめているエッセイのような内容です。

しかし、壮絶とも言える困難を打ち破ってきた彼女が記す一文、一言には、凄まじい熱意が込められています。
その文章が、私を奮い立たせてくれました。辛い時に励ましてくれました。

「裸でも生きる」の筆者、山口絵理子さんがどれほどの困難と立ち向かっているか、それは実際に本を手に取って、ぜひ山口さん自身の書いた文章で読んでほしい。

情熱を持って生きる彼女の熱意と行動力に、私は脳天が雷に打たれたような衝撃を受けたのです。

当記事では、ネタバレにならない程度にこの本の内容に沿って山口絵理子さんの紹介をするとともに、「裸でも生きる」を読んだ私がどんな影響を受けたのかご紹介します。

関連:勉強のやる気が出る本9選

裸でも生きるに書かれている内容

裸でも生きるの内容を簡単に説明すれば、

  • 山口さんの生い立ち
  • マザーハウス設立までの苦難と挑戦
  • マザーハウス設立後、1年半の奮闘記

このような構成となっています。

一言メモ

これを読んでいる人はご存知の方もいらっしゃると思いますが、「マザーハウス」とは山口絵理子さんが設立した会社の名称です。
バングラデシュなどの「発展途上国から世界に通用するブランドを作る」をコンセプトにバッグやなどの製造・販売をしています。

山口絵理子さんの生い立ち

山口絵理子さんの生い立ちだけでも、かなり凄い内容となっています。
簡単に時系列でとまとめてみます。

  • STEP.1
    山口さん誕生
    1981年8月に山口絵理子さんが誕生します。
  • STEP.2
    小学校でいじめにあう
    埼玉県の公立宮原小学校に進学するも、山口さんは、いじめられっ子でした。
  • STEP.3
    中学で非行に走り、やがて柔道と出会う
    埼玉県の公立宮原中学校に進学した山口さんはいじめられた経験の反動で、非行に走るも、やがて柔道と出会います。
  • STEP.4
    高校進学、3年の時に柔道全国7位
    高校で柔道の練習に励み、3年生の時に全国大会で7位に入賞します。
  • STEP.5
    3ヶ月の猛勉強
    柔道の大会が終わったあと、山口さんは就職や自分の将来を考えるようになり、「大学に行きたい」と思ったのだそう。進学に向けて3ヶ月間の猛勉強をします。
  • STEP.6
    慶応大学に合格
    偏差値40の工業高校で柔道漬けだった山口さんは、「絶対に可能性はない」と言われた慶応義塾大学に合格します。

この時点で「ビリギャル」を超えているんですよね・・。
ビリギャルは、普通科の偏差値の高い「進学校でクラスの中のビリ」ですが、山口さんの場合、偏差値が本当に低い高校なんです。「高校の偏差値がビリ」と言っても過言ではありません。

ちなみに、私も山口さんと同じく工業高校出身。
工業の専門分野を学ぶ分、高校で習う英語や数学など、普通科の一部の科目の授業がなくて、受験には大きなハンデとなります。そのため大学に進学する人が非常に少ない。

普通の大学に進学するだけでも難しいのに、ましてや慶応大学を目指すなんて「頭がおかしい」としか言えないのですが・・。
しかも勉強期間はたったの3ヶ月。山口さんがいかにクレイジーか分かると思います。

この辺りまでが全9章のうち、第1章の内容となっています。

マザーハウス設立までの苦難と挑戦

第1章で小学校の頃のいじめを乗り越え、中学・高校の柔道での辛い練習で培った忍耐力、そして偏差値40の高校から慶応大学へ合格。

山口さんは、「やればできる」という自信を少なからず持ちます。
普通に考えてみれば、高校3年で柔道全国7位だけでも凄いのに、その実績を捨ててスポーツ推薦なしで慶応大学の合格はほぼ不可能に近いですよね。

しかし、マザーハウス設立までの苦難は、それまで乗り越えてきたどんな壁よりも大きく、まさしく「絶対に可能性がない」と思えるようなピンチに何度も訪れます。

アジア最貧国「バングラデシュ」へ

本書でのメインとなる舞台は「日本」と「バングラデシュ」がメインになります。

両国は、アジア有数の「先進国」と「貧しい国」で、生活水準・ライフライン、法律、教育など。あらゆる面で「当たり前」の水準が違います。

日本なら、詐欺や命の危険に合うようなピンチに遭遇する事は少ないと思いますが、
貧しい国に若い日本人女性が一人でウロウロしていたら、それこそ詐欺や命の危険に合うようなピンチに遭遇しない事の方が珍しいですよね?

救おうと手を差し伸べているのに、人に裏切られ、お金を何度も騙し取られます・・。

「なんでこんなやつらのために・・・」

私が、「貧しい人のために」なんて思っていたことが、なんて浅はかで、傲慢(ごうまん)で、無知な想いだったんだろう、と強烈に感じた。

本の中盤です。
初めて読んだ時、私はこのあたりで涙を流しすぎて脱水症状になりかけました(泣)

この、どん底の状況でも「自分の信念、やりたいこと」を見失わずに決して諦めない山口さんの情熱と行動力の凄さ。
私がスポーツや映画など見て、今まで味わったどんな感動より一番でした。

マザーハウス設立後、1年半の奮闘記

苦労して「マザーハウス」という会社を設立後、日本に直営店をオープンするまでの1年半が、本書の後半部分になります。

この内容は、マザーハウスの公式ホームページにも少しだけ載っているので以下引用します。

裏切られ、逃げられ、そして残ったものは大きな心の傷。
ただただ、涙しか出ない日が続きました。
街ではデモ隊が相変わらず衝突し、ついにバングラデシュに出された非常事態宣言。
一部の人間の利権のために、失われていくいくつもの命。
海外から来たバイヤーは、次々とこの一ミリの希望もない地を後にしていきました。

「私は何のために今までやってきたのか・・・」
マザーハウスの歩み

「何のために今までやってきたのか・・」
続きはぜひ「裸でも生きる」を読んで確かめてみてください(笑)

上で引用した「マザーハウスの歩み」は、公式ホームページで無料で見ることができるので、もし興味のある方は最初から読んでみてください^^

参考マザーハウスの歩みマザーハウス

裸でも生きるを読んで学んだ事

ここからは、本書を読んだ感想、私なりの解釈です。

100人が「絶対に可能性がない」と言っていても、僕には可能性が残っている

私が衝撃を覚えたのは、絶対に可能性がないと思える事に挑戦し、夢を実現していく山口さんの行動力でした。

以下、山口さんのインタビュー記事の引用です。

起業後に「こういうことをやっているんだ」、「こういう夢があるんだ」っていうのは、周囲に伝えていましたが、返ってくる答えは「絶対不可能、無理だよ」、「もっと考えなさい」というネガティブなものばかりだった

参考株式会社 マザーハウス 山口 絵理子ICCリサーチ・プロジェクト

山口さんのやりたい事は、普通に考えて不可能。あまりにも現実離れした「夢」でした。

よく「諦めなければ夢は叶う」などと言われていますが、

『いやいや、そうは言っても無理なものは無理でしょ。』と、どうやったって叶わない夢もあると私は思っていました。

しかし、100人中100人、誰もが口を揃えて『絶対不可能、無理だ。』と言われた事に山口さんが一人で挑戦し、何度も心が折れながらチャレンジし、一歩ずつ進んでいく。

やがて誰もが「不可能」と言っていた事を可能とし、実現していることに、私は雷に打たれたような衝撃を受けたのです。

「本気になったら、自分も何だってできる。」そう、思えるようになりました。

自分の「やりたい事」について深く考えさせられる

この本は「山口絵理子という一人の人間が、強い信念を持って自分のやりたい事を貫く」内容となっています。

この本を読んで「自分のやりたい事って何だろう?」と自問自答する人が多いのです。

私も、「自分のやりたいこと」について延々と考えさせられました。

何かを頑張れば「自分のやりたい事」が見えてくる

私は、「この本を悩んでいる若者、学生に読んでもらいたい。」と思い、勉強のやる気が出る本9選の記事で紹介しました。

というのも、私自身「高校の時の自分に、この本を読ませたい。」と思ったからです。

私は学生時代、全くと言っていいほど勉強をしませんでした。

『俺は将来やりたい事が見つからないから、勉強のやる気がでない。』

こう思っていました。今思えば、都合の良い言い訳ですよね。笑

でも、それって実は逆で、勉強でもなんでも良い。何かを頑張れば、自分のやりたいことが見えてくるのだと気付きました。

山口さんが、バングラデシュで「自分が生きる意味」を見つけるまでには、慶応大学で猛勉強して得た知識が密接に関係しています。
柔道を必死に練習して、全国1位になれなかった経験も、山口さんの人生にとって決して無駄ではなく、自分のやりたい事を見つけるのに必要な事だったのだと思います。

山口さんが「裸でも生きる」のタイトルに込めた想いとは

「裸でも生きる」というタイトルに込めた山口絵理子さんの想いは、最後のエピローグで語られています。

それを読み終えたとき、「こんな生き方もあるのか」と、衝撃を受けるはず。

心が熱くなり、一歩..いや百歩踏み出す勇気を与えるほどの感動をもたらします。

ぜひ、手に取って読んでみてください。

【裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記】
著者:山口 絵理子
出版社:講談社

山口絵理子 裸でも生きる

山口さんは、4冊執筆していますが、当記事で紹介した1作目の「裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記」が一番おすすめです^^

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