天寿し 京町店|予約できない?!西日本1位と言われる「すし」を食べた感想・レビュー

福岡、九州のみならず、『西日本1位』と呼び声の高いのお寿司屋さんが、小倉にある。

天寿し 京町店。

価格は一人2万5千円~ この値段なら、料理が美味しくて良質な温泉付きの旅館に泊まれる。

そして何より、福岡には、安くてしかも美味しいお店はそこら中にある。

正直、「僕のような庶民にとって、天寿しは身分不相応。値段に見合った満足感など得られるハズがない」と思っていた。

だけど、一口食べて「間違っていた。」と気付かされた。

僕が今まで食べてきていた「すし」の味とは全く異なる。
美味しいとか、脂が乗ってるとか、身がプリプリとかそんな次元は遥かに超えてる。

一流の芸能人が、忙しい合間を縫って天寿し 京町店に来る理由がハッキリと分かった。

まるで魔法の国にいるようだった。

大袈裟じゃなく、「ああ、生きていて良かった。」と声が漏れ、涙が出ました。

天寿しの大将

天寿し京町店は人を満足させるプロフェッショナル

最近は、行列の出来るお店や、SNS映えする人気のお店など、美味しい物で溢れていますよね。

天寿し以外にも「美味しいもの」を食べる方法や選択肢はたくさんあると思うんです。

「ただ、美味しいものを食べる」だけの価値としてなら、2万5千円の値段は高い。

けれども、天寿し 京町店の大将が握るすしは、「美味しい」のその先を味わう事ができる。

たった一貫のすしに、日本最高峰の職人の技術が詰まっている。
心を掴まれるような魅了する味で、非現実的な美味しさだ。

きっとあなたも天寿し京町店のすしで「非日常」を味わえるはず。

ここからは、私が2019年7月に行ったときの握りの内容と、私の食べた感想をご紹介していきます。

握りの内容・感想(前半)

マグロ(醤油)

天寿し マグロ 醤油

一貫目はマグロの醤油でした。

月並みな表現ですが、僕が食べたマグロの中で一番美味しかったです。

臭みなどあろうハズもなく、醤油の味も絶妙。

マグロの脂と醤油、シャリの酢加減とワサビの風味、口のなかでほどけるシャリ。
これらが複雑に絡んで、噛むごとに旨味が広がります。

たった一貫のすしで、3段階の味を楽しめるようになっているように感じた。

1.口に入れた時の醤油の風味
2.噛んでいる時のマグロの旨味
3.飲み込んだあとの余韻

そのどれもが素晴らしく、計算し尽くされた一貫でした。

マグロ(塩)

天寿し マグロ 大トロ

これは大トロでしょうか。口の中で溶けました。

とても脂が乗っているのに、その脂が全然重たさを感じません。
塩のさっぱり加減が濃厚な旨味を引き立てます。

イカ

天寿し イカ

上に乗っているのはトビコとウニ、ゴマと木の芽だそうです。

本当に衝撃的でした。福岡は透き通るほど新鮮なイカの活け造りが色んなお店で食べられるのですが、天寿しのイカは格別です。

イカの甘みと、上に乗っているトビコの塩気、ゴマと木の芽の風味が極上の味にマッチしている。絶品。

車エビの半ゆで

天寿し 車海老

写真では伝わりませんが、まだエビが動いていました。

車海老(くるまえび)を少しだけお湯に通して「半ゆで」にして、中はレア状態です。

私達夫婦は、車海老(くるまえび)で有名な天草へよく行くのですが、踊り食いや塩焼きなど、美味しい車エビを沢山食べてきた自負がありました。

けれど、天寿しは簡単に過去最高の美味しさを更新されて、正直ちょっと悔しかったです。

移動に数時間かけてわざわざ食べに行ってたのに、天草以上に美味しい車海老(くるまえび)が食べられるなんて・・。

シメさば

天寿し シメ鯖

皮の方を少し炙ってあります。
シメ(さば)は私自身好んで食べませんが、独特の臭みは一切なく、シメる事によりサバの脂の旨味を引き立てています。

こんなに脂が乗っている(さば)は、福岡の名店・サバ専門店「独酌しずく」をも上回っているかもしれません。

めちゃくちゃ美味しかったです。

お吸い物

天寿し お吸い物

とっても上品な味でした。

お寿司の味を邪魔しないよう、塩加減は若干薄めにしていると思います。それでもしっかりとした旨味が詰まった一杯。
個人的には、たくさん飲みたいからもっと量が欲しかったです(笑)

ホタテ

天寿し ホタテ

上に乗っているのはウニです。
私と妻はホタテが苦手で、電話予約した際に『苦手なものはございませんか?』と聞かれたので、ホタテとサザエは外してもらうようお願いしたのですが出されちゃいました^^;

大将がホタテを握り始めた時に、僕は「別の人に出すのかなあ、断りづらいなあ」と思い、結局断りませんでした。

苦手なものがあれば、入店後改めて言った方が良いですね。
ちなみに、大将は本当に人格者といった印象で、お客さんや生産者(漁師)さんへのリスペクトを感じました。

高級寿司店の大将は「こわい頑固親父」の印象をなんとなく持っていたのですが、天寿司の大将はそうではなく、とっても優しい人でした。

苦手なものがあればぜひ気軽に言った方が良いです。

ヒラメ

天寿し ヒラメ

これは、何の魚か聞かなかったのですが、おそらくヒラメだと思います。

中に大葉が入っています。
カボスと塩でとてもさっぱりとした味付けながら、ヒラメの甘~い脂をそれらが際立たせます。
個人的に、「お寿司にカボスが合う」のをまざまざと思い知らされた一貫。

握りの内容・感想(後半)

ここから、握りの後半です。
ちなみに、全部で寿司16貫と、お吸い物・味噌汁、卵焼きなどボリュームたっぷりでお腹いっぱいになりました。

タチウオの炙り

天寿し タチウオ炙り

これはもう、ワケがわからなかったですw

身があり得ないくらいフワフワした食感で、「魚を食べている」という感覚は全くありません。
食感だけなら、ふわっふわのパンケーキに近いと思いました。

『美味いっ!』と大声で叫びそうなのを必死で押し殺し、何度も「美味い」と心の中で叫んでいました。

何の魚なのか分からなかったので、大将に『この魚はなんですか?』と聞いて、「太刀魚(たちうお)だよ」と、にっこり微笑みながら優しく教えてくれました。

『こんなに美味しいタチウオは初めて食べました。というかどれも、めっちゃ美味しいです!』と伝えました。

大将さんも「ワサビの量はちょうど良い?」「シャリの量はちょうど良い?」など色々お気遣いいただき、

「今日はどちらから(来たの)?」など積極的に話しかけてくださって、このあたりから、ようやく緊張も解け始めました。

マグロの漬け

天寿し 漬けマグロ

最初に出てきたマグロとはまた違います。

マグロの出汁(だし)を効かせた醤油にマグロを漬けており、醤油と切り身に2重でマグロの旨味が詰まっており、溢れんばかりに口の中いっぱいに美味しさが押し寄せます。

関東の保存目的の漬けではなく、天寿しのこちらの一貫は「旨味」を足すための漬けなのだそう。

キス

天寿し キス

中にワサビではなく、九州の名物柚子胡椒(ゆずこしょう)が入っています。

柚子胡椒(ゆずこしょう)の爽やかな風味と、キスの力強い旨味が絶妙にマッチします。

赤だし

天寿し 赤だし

こちらも味噌と出汁(だし)がとっても上品。

今まで私が飲んできた赤だしと違い、出汁(だし)の旨味がしっかりとしていながら、塩気(しおけ)が尖っておらず、味噌の後味が口の中に残りすぎない。落ち着く味。

中に入っている具材も絶品、今まで食べたことのない味わいと食感。

美味しすぎて、私達夫婦ともに何の具材なのかさっぱり分かりませんでした。笑

アジ

天寿し アジ

上にかかっているのは粉醤油。
味の上質な脂の甘みと、醤油の豊かな風味がマッチしている。

サザエ

天寿し サザエ

私はサザエは好んで食べませんが、天寿しのサザエは美味しかったです。
貝好きの人にはたまらない一品だと思います。

タイ

天寿し タイ

上に乗っているのは、タイの肝。
どんな下ごしらえをしているのか分かりませんが、大将に「この上に乗っているのは何ですか?」と聞くまではタイの肝とは絶対に分かりませんでした。

魚の肝の苦味や臭みが苦手な私ですが、それらは一切なく、旨い部分しかありません。
タイの切り身もさる事ながら、肝もめっちゃ美味しかった。

車エビの頭

天寿し エビの頭

前半に車海老の身の部分を美味しく頂きましたが、頭が香ばしく焼かれて出てきました。

塩焼きを想像していたのですが、塩気は抑えられて素材そのものの味をしっかりと感じます。

絶妙な焼き加減と味付けで、車海老の頭の持つ豊かな旨味を最大限に味わえる一品。

ウニ

天寿し ウニ

これは、とんでもない逸品でした。
それまで大人しく(たしな)んでいた隣の席の50代くらいの男性が、

突然『ううう、、んん~。』と悶絶し、『美味いっ!』と絶叫しました。

(ちなみにこの方は、天寿しの常連さんで10年以上通っているのだそう。)

その常連さんの反応を見ただけで「コレは間違いない」と確信しましたが、本当に涙が溢れる美味しさでした。うますぎる・・。

ウニ大好きの私たち夫婦は、色んなお店で色んな種類の美味しいウニを食べてきましたが、こんな味は食べたことありません。
とんでもなく美味しかったです。

天寿しの大将も、『僕のお寿司には自信ないけど、このウニの美味しさには自信がある。漁師さんが素潜りで、美味しいウニを取ってきてくれたんだ。』とおっしゃっていました。

ちなみに、隣の常連さんはウニだけで8貫くらい食べたと思いますw

天寿しのネタ・すしはどれも初めて食べる美味しさだったのですが、今振り返るとやはりウニの美味しさ・印象が強く残っています。

私の最も好きなネタということもあり、衝撃が大きかったです。

穴子

天寿し 穴子

これも身がふわっふわで、タレも甘すぎず、絶品。

まるで高級な有名店のうなぎを食べているような穴子でした。(例えが悪いですが・・)

3時間待ちくらいした有名なうなぎ専門店で食べたうなぎの食感に近くて、タレと少し酢の効いたシャリがとっても美味しかった。
コレだけで、穴子専門店としてもやっていけるであろう一品。

「うなぎは大好きなのに、穴子はそんなに好きじゃない」って人多いと思うのですが、あなたはどうでしょうか?

関東に住んでたころ、浜松へうなぎを食べに一人で行くほど、うなぎが大好きな私ですが、

天寿しの穴子だったら、うなぎよりも穴子派になりました^^

海ぶどうのトロ巻き

天寿し 海ぶどうトロ巻き

最後は、トロと海ぶどうの巻きずしでした。

これはトロも美味しかったのですが、少し炙った「のり」の風味がとっても美味しかった。

炙った海苔(のり)ならではの、パリッとした風味を味わうためにも、早く写真を撮ろうと必死になった1枚ですw

天寿し京町店で僕の価値観が変わったところ

天寿しに行く前、

「口コミで大絶賛されているけど、2万5千円も払って後悔しないかな」

「庶民の口に合うのかな?」

どんなに他人が絶賛しようが、このような不安は拭えませんでした。

きっとこの記事を読んでくださっているあなたも、同じような気持ちで共感してもらえるのではないでしょうか。

金持ちの道楽ではなかった

天寿し 京町店には、芸能人やミュージシャンなど、名だたる著名人が来店しています。

「この有名人にとって、2万5千円なんてちっとも財布が痛くならないのだろうな。」

と思っていました。

確かに、有名人の年収に比べたら2万5千円は安いものなのかもしれません。

しかし、寝る間も惜しいほど忙しい超売れっ子の芸能人が、わざわざ足を運び、訪れているのも事実です。

「なぜ、多忙を極める超売れっ子の芸能人が、わざわざ北九州の天寿し 京町店まで足を運ぶのか?」

その理由がハッキリと分かりました。

生きる目標の一つになった

大げさに言うならば、「生きる上での目標にさえなる」美味しさです。

その美味しさから極上の喜びや幸せで満たされ、生きる活力が湧いてくるからです。

本当に「生きてて良かった!」と思いました。

人に誇れるほど仕事を頑張っていない私ですが、やりがいや人間関係に悩んでいました。

それでも「仕事つらかったけど、頑張ったおかげで天寿しが食べられる。」

「よく、天寿しが食べれるまで頑張った!」と、自分で自分を褒めたい気分でした(笑)

きっとあなたも、日本最高峰の美味しさを味わうことで、生きる活力がみなぎるはずです。

庶民には理解できない値段では決してなかった

私達が天寿しへ行く前の予想では、妻と「庶民には理解出来ないね」と話して帰るつもりでした。

まあそれも、一生に一度の経験です。値段に見合った満足感は、庶民には絶対に得られないと思っていました。

しかし、その予想は見事に裏切られました。

食べ終わった後、私達夫婦は帰り道で『年末に、また来たいね。』と話していました。

一生に一度の経験のつもりで行ったのに、予想を凌駕する満足感と喜びに、一度では物足りなくなってしまったのです。

天寿し京町店の店舗情報

天寿し 京町店
地図 食べログ

電話番号:093-521-5540

定休日:月曜日 火曜日

【営業時間】
12:00~13:30
14:00〜15:30
17:30〜19:00
19:30〜21:00

料金:コースのみで2万5千円(税抜)~

私達は、追加の注文をしなかったので、2万5千円でした。
16貫もあるので、お腹いっぱいになります。もし、足りない場合は追加注文することもできます。

時間は、各時間で1時間30分となっているので、遅刻しないように行った方がいいです^^

予約が取りにくい!

西日本を代表する名店にも関わらず、席が5席(最大6席)しかないため、以前から予約困難と言われていたのですが、

2019年2月にNHKプロフェッショナルにも紹介され、ますます予約が取りにくい状況となっています。

但し、絶対に予約が取れないわけではありません。

初めてのお客さんでも電話・接客ともにしっかりと対応してくださってくれたので、ぜひ電話してみてください^^

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